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スケッチブック

取り組みの内容

1・故障対策
故障対策の基本は次の2点と考えます。
@疲労を蓄積させないこと。
  ・質の高いトレーニングを行えば疲労は蓄積します。トレーニング効果を得ながら
   疲労を蓄積させない科学的な根拠に基づくトレーニングプランが必要になります。
  ・個人個人が高い意識を持ち、身体の手入れはもちろん、普段の生活の中での
   自己管理が徹底して行われなければいけません。
A異常を感じたら速やかに処置を施すこと。
  ・「頑張る」ことと「無理をする」ことは違います。早期に発見し、早期に治療を行えば、
   早期に回復します。異常が発見された時点でその個人に対するトレーニングプランは
   変更されていきます。
  ・治療にあたっては良い治療師に診てもらうことが必要です。例えば同じ手法を使う
   治療師でも、その運動にどれだけの深い造詣を持っているかで治療の効果は随分と
   違いが出ます。   


マッサージ
土岐商では練習後、部員同士でよくマッサージを行います。
マッサージを行うことで自分や相手の疲労度を確認できます。

アイシング
夏の暑い時期はもちろん年間を通して、質の高いトレーニング
の後に行っています。                         

部員全員が充分に冷やすためには当然大量の氷が必要です。
土岐商には陸上部専用の大型冷凍庫があり、真夏の暑い日  
でも7〜80kgの氷が使えるようになっています。         
超音波治療機
練習が終わった後や、時間が余ったときなどに身体の局所の
疲れをほぐすために使用しています。               
光線治療機
練習が終わった後や、時間が余ったときなどに身体の大きな
部分の疲れを熱と光線でほぐすために使用しています。   
脊椎の矯正
故障の原因の一つに脊椎の歪みが上げられます。自分の体重を
利用し、無理なく逆さまの状態になって背骨を伸ばす器具です。 
逆さまになるのでこの器具を「こうもり」と呼んでいます。      
温泉治療
土岐市周辺には身体の温まる温泉がいくつかあります。土岐商では
月に数回のペースで部全体で温泉にでかけます。また、各個人でも
症状に応じて出かけることもあります。                
治療院
普段のマッサージや治療器具だけでは解決できない故障については
専門の治療師にお願いしています。                     
県内はもちろん京都・愛知・東京・福井などに私達の取り組みや考え方
に賛同していただける高い技術を持った先生方をもっています。部員達
はその症状に応じて治療をお願いしています。               
スイミング
土岐商から自転車で15分くらいのところに「土岐フィットネス
カレッジ」という温水プールを持つスポーツクラブがあります。
部員達は故障のリハビリや疲労回復、体重調整のために自
主的に活用しています。                      


2・貧血対策

 長距離選手にとって貧血は、競技力向上を大きく妨げるものです。本校の場合、故障はよい治療師の先生やマッサージの先生に助けていただけますし、治療器具もそろえていますのである程度解決していきますが、貧血は体質の問題があるのでいろいろ研究しています。

・基本的な考え方

@長距離選手の貧血は、ほとんどが鉄欠乏性貧血なので、体内鉄分量の
 収支バランスを大切にしています。

    収支のバランス:鉄分の吸収=鉄分を豊富に含んだ食事を心がける
               鉄分の排泄=運動量で調節する
A貧血検査をすることにより、自分の身体の状態を把握しておきます。
B貧血気味の選手は、鉄分が吸収されやすいように身体の調子を整えます。
C鉄補給食品を必要に応じて摂るようにしています。注射や薬に頼らない方
 が良いでしょう。特に薬は胃を荒らしたり、下痢をする原因にもなります。


食事

・レバー,ほうれん草、ひじきなど鉄分を豊富に含んだ食品を多く摂ります。    
 レバーはあまりおいしくないので、調理の仕方を工夫して食べます。       

・食事の後ビタミンCを摂ると鉄分の吸収が良くなります。              
・お茶は鉄分の吸収を阻害するので食事の前後には摂らないようにしています。
運動量
・貧血気味の選手は運動量を調節します。その方法はいろいろありますが、単純
に質・量を変えたり、ポイント練習の割合を減らしたりしています。       
・汗をかくことによる鉄分排泄が多いので、暑い夏場は練習時間をずらして涼しい
時間帯に行うなど、特に気をつけています。                  
貧血検査
・土岐市総合病院で行います。時には産業保健センターから出張してもらうことも
あります。                                         
・時期にもよりますが、2〜3週間に1回の割で行います。               
ヘモグロビンだけでなく、血清鉄、フェリチンなども測定します。           
・CPKもついでに測定しますが、これは身体の疲れを見る目安に利用します。
  
体調の管理
・鉄分が吸収されやすいように胃腸の調子を整えます。                
・肝臓や腎臓に疲れをためないように工夫しています。                 
・時には漢方薬を使うこともあります。                           
鉄補給食品
・「丸文」の「ジュナップフェリチン」を中心に使っています。この製品は鉄素材が動
物(牛)から抽出されたもので実に優れものだと思います。            
・市販の鉄材はあまり使わないようにしています。  
                 


他にもいろいろな取り組みをしていますが、まだまだ試行錯誤の段階です。
良いアイデアがありましたら是非教えてください。



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